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セラサイズで脳に刺激が入る理由
どうして、「セラサイズ」だけが脳に刺激を入れられるのでしょう?
無意識の運動は小脳の指示で動きます。
しかし、考えながらの運動は、大脳から筋肉に指示が出ます。
セラサイズは、正確に動こうとする場合、使う筋肉を意識しないと動かせないように設計しています。
つまり、自動的に大脳を使う運動になっています。
スタジオでの100万円以上する機材を使っての実験で、いろいろ考えながら運動を行う場合と、あまり考えないで同じ運動を行った場合と調査比較してみました。
心拍数をスペクトル分析した自律神経のデータでは、明らかに副交感神経を反映する周波数が高くなることが観測されました。
また、簡易脳波モニターで計測しても、明らかに違う波形になります。
脳波の振幅が大きくなるので、激しく脳が動いていることが分かります。
人間の体は基本的に使われる機能は維持・回復されるのです。
【セラサイズ効果を最大にするために意識するポイント】
1,ほかの部位を止めて、指定の部位だけを動かす。
2,反動を使わず、滑らかに同じ速さでゆっくり動く。
3,伸ばすことを目的にしないが、動く範囲はしっかり動かす。
従来の運動のように動きの形だけを真似しているだけでは、セラサイズの本来の効果は出ません。
実は、力を抜いて可動域を広げる最近のストレッチの方法では筋肉の質も脳のパフォーマンスも向上しません。
上記の独自効果は、定期的に新しいセラサイズを行うことによってのみ発現します。
同じ運動の繰り返しでは、脳にも筋肉にも徐々に刺激が入らなくなるのです。
賢い方は経験則で気づかれていると思いますが、普通のトレーナーはこのことを知りません。