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筋肉痛になってはいけない理由!
TVでは聞けない筋肉痛になってはいけない「骨格筋」のお話です。
「骨格筋」とは実際に腕や足など、体の骨格を動かしている筋肉です。
運動するときに使う筋肉です。
表皮など多くの部分は細胞分裂により、常に入れ替わっています。
しかし、脳、心臓、骨格筋などは、同じ細胞を一生使います。
セラサイズでは当初から、
「負荷は筋肉痛にならない程度で十分です。
翌日、疲労がたまっていたり、筋肉痛がある場合は、負荷が強すぎです。」とお話しています。
そして、その程度の負荷でもパフォーマンスはものすごく上がっています。
(もちろん、負荷以外のプラスアルファのポイントはあります。)
細胞は細胞分裂で増えますが、実はその回数には上限があるのです。
徐々に正確なコピーができなくなり、約50回を超えると分裂しなくなります。
一方、「骨格筋」は成長後は細胞分裂ではなく、細胞内のたんぱく質を入れ替えることで、同じ細胞を使い続けます。
細胞が破壊された場合にだけ、分裂などで補修します。
つまり、、、ここが重要です。
筋肉痛になるということは、細胞が壊れたということです。
一生の間の回数が限定されている細胞分裂を無駄に使うことになります。
ボディービルダーは筋肉を肥大させるために、無理に筋肉細胞を破壊します。
ということは、限られた細胞分裂の回数を先に使ってしまうのですから、筋肉を補修しようと思っても、補修できない状況になる可能性が、、、
筋肉は高い負荷ではなく、適度の負荷を繰り返し入れることにより効率よく発達します。
ですから、セラサイズでは週に1回のレッスンを基本にしています。
運動は食事、睡眠と同じレベルで健康には必須です。
健康をキープするためには体力に対応した適度な運動が欠かせません。
一夜漬けの勉強では実力がつかないと同じで、筋肉も勉強もコツコツです。
無理のない負荷での繰り開始の運動が有効です。