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学会でお会いしたノーベル賞候補
ノーベル賞の登竜門とも言われるラスター賞を受賞した森和俊先生の講演を農工大で行われた「臨床ストレス応答学会」の後援会で聞き、懇親会でもご一緒できました(写真も取らせて頂きました。)
国内で安定した助教の仕事を捨てて、アメリカに渡り、実績を作り、日本に戻って今は京都大学の大学院教授として研究されています。
■ 研究の概要
身体にはヒートショックプロテイン(HSP)などシャペロンといわれる特殊なタンパク質などを作る機能があります。
身体の状態により、作られる種類や量が変わります。
実は、そのタンパク質もすべてが正常に作られるわけではないのです。
タンパク質の折り込みの時の失敗などが発生します。
そのタンパク質の「品質管理」をおこなうメカニズムの解析などを解明されました。
工場と同じように身体の中にも品質管理という概念があるのです。
同じレベルで研究しているのは、世界でもう一人の米国人だけです。
二人だけで、長年、熾烈な研究が繰り広げられています。
別々に研究しているのですが、発表の時期が近いので何度も共同でいろいろな賞を受賞しています。
ノーベル賞も一緒に受賞するかもしれません。
■ 研究の詳細はこちら
⇒ http://www.sankei.com/west/news/141014/wst1410140009-n1.html