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米国の学会にエントリーしました!
前回、神奈川県の新体操の強化練習会で確信を得たと書きました。
そして、最後に、「私は大きな決断」をしたと書きました。
それが米国の学会へのエントリーです!
今年の10月、場所はテキサスのヒューストン。
新しいものを評価する文化や仕組みがない日本では時間がかかる、、、
効果には自信があるので、直接、米国で勝負してみることにしました。
実は長岐さんから米国のダンサーのケガ、パフォーマンスなどを科学的に考えている学会を紹介されていました。長岐さんは長年この学会の会員です。
IADMS – International Association for Dance Medicine & Science
Enhances the health, well-being, training, and performance of dancers by cultivating educational, medical, and scientific excellence.
1990年にできた学会です。
今回の米国の学会での発表という挑戦の特徴は、Movementの発表ということ。
つまり、50分間、動きのプレゼンをすることです。
世界一のダンサーの本場で、プロのダンサーに向けて50分間セラサイズを指導!
ウァーオ!! 夢のようです!
英語の心配もあります、、、でも、行くタイミングなような気がしました。
最悪、ダンサーはほとんど、けが人なので、その場で治せば驚いてもらえますから。
「ジャパニーズ マジック!」とか言ってくれるかも(笑)
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20代後半にアメリカの有名なアルビンエイリー舞踊団で振付師、ソリスト。
トップクラスの日本人(岡紀彦氏)に何度か指導を受けたことがあります。
(現在、NYにアルビンエイリーの学校もできています。)
当時、私は中野に今もあるTACというジムで矢吹ゆみえ先生にジャズダンスとバレエも少し習っていましたが、流石にレベルが違いました(矢吹先生は、跡見先生の前に私の人生に影響を与えた女性です。感謝!)
外見もとても若く見えたことと、その動きの滑らかさを今も覚えています。
「ストリートオブファイヤー」の悪役のようなレオタード。
NYで流行っていたのだと思います。
もしかしたら、そんな人達に指導するのかもしれません、、、、、
だとすると、ドキドキです。
30年前、20代だった頃を思い出します。
でも、大丈夫!自信はあります。
世の中のアスリートもダンサーも格闘家もやっているのは小脳のトレーニング!
同じ動きを早く正確に行うためのトレーニングです。
いつも同じ筋肉しか使っていません。
知らない動きは大脳を使って動かないといけないのですが、小脳に偏った運動をしている人は、小脳の制御を抑えられません。勝手に体が動くのです。
この状態は、まさにパーキンソン病の方達と同じ状態なのです
急に。いつもと違う動きをしようとすると、身体がフリーズしてしまいます。
笑ってしまうほど、、、、
これは、アスリートクラスの方は体験されていると思います。
すでに論文でも、慣れている運動をする時と、慣れていない運動をするときには
脳の回路が違うことが1970年代に報告されています。
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今までにプロ野球のコーチ、プロボクサー、スキーのJr世界ランク5位、合気道の本部指導員、居合の師範、宝塚のダンサー、劇団四季のダンサー、アメリカンフットボールのトップの選手、プロのダンサーなどたくさんの運動の専門家を見てきました。
早稲田大学の署名な教授とお話したときも「世界中のダンスや格闘技はすべて形で伝えている」ともお聞きしました。
セラサイズに型はありません。
知らない動きを自分の体を感じながら行うからこそ、脳と筋肉に刺激が入るのです。
今回は「大脳と小脳を使い分ける」ことをテーマに行います。
書いてしまいましたが、まだ、エントリー受領のお知らせは来ていないのでまだ、実際に発表できるかどうかは未定です。
簡単ではありませんが、この学会でセラサイズをアピールできれば、オリンピックどころか世界の運動の常識を変えることが現実味を帯びてきます。
最悪、だめでも何も失うものはありません。
世界制覇まで、もうちょっとです。スタジオも今年で5年目、頑張ろう!